">
今日は朝から島根県へ向かって移動中です。
舞鶴若狭道も全線開通したことだし、車で行こうかと思っていましたが、
島根のすぐあとに徳島に用事ができまして、時間もタイトで距離も長いので、
今回は電車で行くことにしました。
おかげで、こうして電車の中でBlogを更新したり、
仕事を進めたりできるので、やっぱり鉄道の旅もいいなと思います。
この鉄道の安全を支えているノウハウは、すごいと思います。
JR北海道のような問題もありましたが、
日本の鉄道の安全管理に対する意識は極めて高いと言われています。
一方、バスやトラックは安全でないというイメージが広がっていますが、
道路運送業においても、基本的には高い安全管理が行われているのです。
ただ、鉄道の厳格な運行管理には、学ぶところが大いにありそうですね。
私の将来の夢のひとつは、
日本のバス・トラックの運行管理ノウハウをパッケージングして、
海外の国々に輸出することです。
対面点呼にはじまり、運行指示書の携行、運行記録計による計測、
それだけでなく、輪留め教育の徹底をはじめとする乗務員教育。
製造業が取り組んできた「5S」や「改善」と同じように、
日本の運送業が培ってきた優れたノウハウだと思います。
安全マネジメントというと、規則で縛られて、
罰則もあって「嫌だな」というイメージですが、
輸送に対する安全管理の考え方の根本は、
乗客や積み荷への「思いやり」です。
「思いやり」の技術や手法を広める仕事なんて、
素敵だと思いませんか?