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経営コンサルタント 長谷川 泰彦 が日々考え、感じたことをブログで発信中

生家の近くに、路線バスの車庫があって、

小さい頃に、よく見に行っていました。

当時は、警備員のおじさんがいて、

車庫にバスが出入りするときに、

大通りの車を、ホイッスルと旗でとめて、

その間をゆっくりとバスが出入りする、

そんな光景が見られたのでした。

 

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その少し先には、生鮮青果の卸売市場があり、

毎朝大きなトラックがたくさん来ていました。

小さいころから、大きなトラックやバスが

身近にある環境で育ったのです。

 

最初にトラックを運転したのは、

仕出し弁当を配送するアルバイトです。

弁当と言っても、謝恩会やイベント用で、

1か所の注文が300個とか400個です。

朝3時起きで、東京辰巳の倉庫に集合し、

積み込みを終えたら、地図を確認して、

毎日違う場所にトラックで行きます。

私にとって、10歳代後半のハイライトと

言えるくらい楽しかった思い出です。

 

ところで、私の父親の教えは、

「本当に好きなことは仕事にするべきではない」

でした。家業の跡取りをした父らしい言葉です。

 

20歳で社会に出てからの私は、

家具メーカーで営業をやっていました。

トラックを本業にすることはなかったのですが、

早くに結婚してお金がなかった私は、

暫くの間、土日のアルバイトで、

引越しのトラックに乗っていました。

大型免許を取ったのも、この頃です。

 

結婚してから住んでいた場所は、

東京近鉄バスの車庫の、川を挟んで裏手です。

朝、会社に行くときに出庫したバスが、

毎晩、終電で帰ってきた時に戻ってくるのを見て、

「遅くまで大変なのは自分だけじゃない」

と、何度も勇気づけられました。

 

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富山に移住したある日、目に留まったのが、

国道8号線沿いにある中古バスの会社です。

 

看板車には、「限りなくバスを愛す」とあります。

このキャッチフレーズには、衝撃を受けました。

8号線を通るたび、何度も見ているうちに、

「やっぱり好きなことを仕事にしよう」と決意します。

昔から、バスやトラックが大好きだったのです。

 

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私は、勤めながら30歳代の半分以上を、

中小企業診断士の資格取得に費やしていました。

このとき、おぼろげながら、トラック・バス会社専門の

中小企業診断士事務所を立ち上げることを

考えていました。

 

資格取得後、すぐに独立しましたが、

最初から仕事があるわけではありません。

窮状を救ってくれたのは、新富観光バスでした。

 

大型二種免許を持っていたので、

新富観光でバスドライバーとして修行を積む傍ら、

バス・トラック会社の経営について学んでいきました。

バスドライバーは、小さい頃なりたかった職業だったので、

この経験は、30歳代後半のハイライトになるはずです。

 

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現在、私は、日本でも数少ない

「運送業専門」の中小企業診断士です。

現場での経験は、今の私の「強み」になっています。

バスドライバーの実務経験がある診断士は、

おそらく、日本でも私一人だけでしょう。

 

私はこの先、生涯仕事を続ける限り、

情熱を絶やすことなく、トラック・バス業界に

係わっていきます。係わり方は変化しても、

この分野を中心から外すことはありません。

 

近い将来、海運会社も守備範囲に加えたい

と考えていますが、船も「物流」と「公共交通」の

どちらもに関係するので、私にとっては同じ業界です。

 

惜しみなく情熱を傾けられる仕事に、

遠回りをしながら、ようやく巡り会えた感じです。

「 大好きなことをやって成功する」

そんな生き方を示せるようになりたいです。

 

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プロフィール

財務と組織の「枠組み」を変える
経営コンサルタント

長谷川 泰彦
Hasegawa Yasuhiko

株式会社リフレーム 代表取締役

中小企業診断士

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