">
バスやトラックのドライバーは、
よく縁起を担ぎます。
私が尊敬していたバスドライバーの先輩は、
乗務の時、ピカピカの革靴と真っ白な手袋
にこだわっていました。
別の先輩は、
よく掃除を怠りがちな運転席の後ろに
ホコリやゴミがないことにこだわっていました。
人それぞれ、いろんな縁起の担ぎ方があります。
「縁起を担ぐ」というと、
何か人知を超えたものに頼るよう
に聞こえるかも知れませんが、
自分自身が高いパフォーマンスを
生み出せる環境や状態を、
自分の習慣力で創り出すことだと思うのです。
例えば、イチロー選手がバッターボックスで
必ず取る行動のように。
気付けば、私自身もいろんな場面で
縁起を担いでいます。
自分に起こることは、
自分に責任がなさそうなことであっても、
すべて自分が引き寄せたと考えて、
悪いことならできるだけ防ぐ、避ける。
できるだけ「いい状況」を引き寄せるように、
細部に気を配る。
運転だけでなく、
仕事や人生全般について同じことが言えますね。