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経営コンサルタント 長谷川 泰彦 が日々考え、感じたことをブログで発信中

ふだん私は、あまりテレビを観ないのですが、

出張先のホテルでたまたまつけた番組で、

上杉鷹山の米沢藩建て直しの物語をやっていました。

 

かねてから尊敬している、地方公共交通の再生請負人と呼ばれている

両備グループの小島光信代表が出演していたので、観ることにしました。

 

その中で印象に残ったことがあります。

藩政立て直しの際に、上杉鷹山は、家臣や債権者に対して、

マイナス情報を隠さなかったそうです。

時代背景からすると、勇気ある行動です。

 

小嶋氏もまた、経営が傾いて困難な状況にある会社を立て直す際、

効果的にマイナス情報を公開したと言います。

マイナス情報は、従業員の不安を煽り、意欲を失わせる危険があるため、

一般的には公開したがりません。さらなる信用の低下につながる恐れもあります。

 

上杉鷹山も小嶋氏も、ただ事実を伝えただけではありません。

そこには、必ずプラスの効果をもたらすという強い意志が見え隠れしています。

そして、事実を直視して、正直に話す人柄が、さらなる信頼を勝ち得る結果に。

当たり前のことのようで、なかなかできるものではないと思います。

 

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債務超過で、要注意先とか倒産懸念先とされている会社の

経営計画を作成する仕事をいくつか抱えています。

銀行とのミーティングに向けた社長との事前打ち合わせは、

数字の見落としがないか、実現性のある計画になっているかなど、

いろんなことに気を配りながらの真剣勝負です。

 

どんなに精緻な計画を立てたとしても、

社長が「立て直す」と決意しなければ、意味のないものです。

なので、最も重要な仕事は、社長との会話の中で、方向性を探り、

決意を固めてもらうことです。

その時に邪魔になるのが、プライドです。

 

プライドを脇に置いてもらって、ネガティブな状況に向き合う勇気を引き出す力が必要です。

私自身がネガティブな状況に向き合う力を、もっと高めたいと思います。

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プロフィール

財務と組織の「枠組み」を変える
経営コンサルタント

長谷川 泰彦
Hasegawa Yasuhiko

株式会社リフレーム 代表取締役

中小企業診断士

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