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事業には、上り坂の時、下り坂の時、
凪(なぎ)のような状態の時の、
3パターンの状況があります。
資金繰りに関する問題が起こるのは、
下り坂の時ばかりではなく、
上り坂の時にすでにその種は潜んでいます。
中小企業経営者の多くが、
売上さえ拡大すれば、
資金繰りは何とかなると信じています。
20年間会社の経理を任されてきたという
プロの経理担当者でも、会社に利益さえ
出ていれば何とかなるという気持ちで、
売上拡大が資金繰りを救うと信じています。
現金売上が増える分には問題ありませんが、
売掛金が増えた場合、資金需要も増えます。
「入金されたら一度に返せばいい」
と思って、無計画に借入金を増やしていくと、
返したくても、返せない状況に陥ります。
会社は、決算書が赤字でも潰れません。
どういう時に潰れるかというと、
払うべき時に払うお金がなくて潰れるのです。
黒字でも資金が枯渇すれば、会社は潰れます。
事業は継続することが大事です。
継続するためには、キャッシュの流れを
絶対に途絶えさせないことです。
そこに神経を注ぐことができれば、
会社を潰すリスクは減少します。
上り坂や下り坂の時に、資金の流れを
上手につくりかえることのできる経営者であれば、
大きく道を外れることは避けられます。
それをサポートするために、
新たな事業を立ち上げる計画です。
http://www.reframe-vision.com/?p=1539
中小企業の会計力を強化し、
経理担当者を育成する
合同会社リレーションサポート
(Relations support LLC.)
2015年1月にサービス開始の予定です。