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経営コンサルタント 長谷川 泰彦 が日々考え、感じたことをブログで発信中

安全教育は、運送会社の「教育」の中でも最も重要なものだと思います。

しかし、具体的な安全教育や指導なしに、

事故時のペナルティだけ社員に課す会社もあると思います。

「いつも厳しく言っている」というのは、「教育」とは言えません。

 

とてもわかりやすい本があるのでご紹介します。

「交通事故を7割減らす たった2つの習慣」です。

小冊子で読みやすく、イラストも豊富で、しかもすごく納得がいきます。

価格も650円ですから、従業員さん全員分買ってあげてもいいのでは?

 

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事故に関する書籍はいろいろチェックしていますが、

ドライバーの立場で読んで、ためになったという本は少ないです。

事故の研究や心理学を読んでも、正直あまりピンとこないです。

 

交通事故のほとんどは車両対車両の事故です。

そのうち4割近くを追突事故が占め、

約3割を出合い頭の事故が占めています。

 

追突事故の防止は、車間距離です。

「注意していても起こる可能性のある判断の遅れ」を加味した、

「4秒」の車間距離を、この本は推奨しています。

 

また、出合い頭の事故の防止は、一時停止です。

98%の人が停止線の手前で停止しないそうです。

停止線の手前で停まり、左右が見える位置までは徐行、が本来のルールで、

それに従えば出会い頭の事故を防げるということです。

自分の運転を振り返っても、停まっているのは停止線を過ぎたあたりでした…。

一時停止と徐行の確認では、情報量に2倍の差があるそうです。

 

ある運送会社では、バックの際は必ず降車して後方確認することを義務付けています。

実は、私も大型車で後方確認が不十分で、ポールにぶつけたことがあります。

降りて見ていれば、絶対に起こらなかった事故です。

 

「4秒」の車間距離、停止線の前で必ず停止、後方確認は降車して、など、

具体的な注意事項とその理由をドライバーと共有し、

そのルールを守らずに起こした事故はドライバーのペナルティです。

具体的な安全教育や指導なしに、ペナルティだけを求めることはできません。

 

事故にまで至らなくても、仕事上のミスに対して注意を促すときは、

「気をつけろ」ではなく、具体的な行動指示を出していますか?

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プロフィール

財務と組織の「枠組み」を変える
経営コンサルタント

長谷川 泰彦
Hasegawa Yasuhiko

株式会社リフレーム 代表取締役

中小企業診断士

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