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友人のIT企業社長が、タスク管理に用いていたのは、
A4のコピー用紙の裏紙でした。
便利なデジタル・デバイスを何でも使いこなすようなIT社長が、
そんなアナログな方法でタスク管理をしていたことが、意外でした。
1週間のタスクを細かく書き出した裏紙は、
折り畳んでいつでも取り出せるポケットにしまい、
終わったタスクを線で消し込んでいくことが、
仕事に対するモチベーションになっているとのこと。
いつもタスクが計画通りに終わらない私は、
管理方法がまずいのかなと思って、いろいろ試していましたが、
最終的には、手法よりも意思なんですよね。
意思がしっかりしていれば、手法はスマホでも裏紙でも一緒です。
といっても、意思だけの力で自分を律することはなかなか難しい。
そこで、「この仕事をいつまでに終わらせる」という目標だけでなく、
「何のために?」というのを先に考えます。
私の場合、好きなこと、やりたいことのために
より多くの時間を使うためです。
中古トラックの売買の話が舞い込んできて、
おもしろそうだなと思っていても、
そういう話は即対応が必要なので、
なかなか本格的に着手できません。
その時のために、古物商や大型自動車査定士まで取ったのに、
活かせていないのです。
1週間のうち半分くらいは余裕があって、
そんな話に飛び乗れる状態が理想です。
ほかにも、やりたいことは山積みです。
時間は限られているので、優先順位をつけて、
順に取り組んでいくしかありません。
今は、中小企業診断士としてのスキルと経験を磨くことが最優先です。
専門分野を中心に、圧倒的な仕事量をこなして、
仕事力を高めたいと思います。