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雪道を走ると、車は汚れるはずです。
この時期、積雪の地域にありながら、
車庫に停まっているトラックが、
下回りまできれいな会社は
さすがだなと思います。
冷たい雨や雪が降っている寒い中で、
夜、疲れて帰ってきたドライバーが
大きなトラックを洗車するのは、
なかなか大変なことです。
それを怠らない「社風」が
醸成されているということです。
明日、客先までたどり着く前に、
たぶん、また泥を跳ねて汚れます。
「だから今日は洗車してもムダだよ」
というのでは、「普通」です。
商売は「普通」以上の積み重ねが
どれだけできるかで差が出ます。
どうせ明日も雪道を走るのに、
泥を跳ねたまま放置しないのは、
問題は小さいうちに手を打って、
先送りしないことに通じます。
そんなところに、運送会社の
経営姿勢を見てしまいます。
そうした細かいところに気づくのも、
寒い中、夜中に入庫して、乗務したバス
を洗車していた実体験があるからです。
小さなことを先送りにしない積み重ねが、
結果的には商売の成否にまで左右することに
なるのだと思います。気づいたときに行動する、
そんな積み重ねを大事にしたいですね。