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経営コンサルタント 長谷川 泰彦 が日々考え、感じたことをブログで発信中

今週は、とても残念な出来事がありました。

とある経営相談窓口の仕事を

ご依頼いただき、経営指導員

の方と共に対応しました。

 

ある女性の方が、相談に訪れました。

農産物を使った新たな商品を作る計画です。

彼女はまだ、ざっくりとした話しかしていません。

ところが、経営指導員は、相談者の話を

ほとんど聞かないうちに、持論を展開し、

「設備を入れたらフル稼働にすること」

「土産物としてどこそこに置いて売る」

などと、勝手に事業展開しています。

 

全く話を聞いてもらえていない女性は、

だんだん表情がなくなっていきます。

私は、本当の彼女の望みを聞きました。

 

すると、成功している先輩事業家の方がいて、

その人のような自己実現がしたいのであって、

小さくてもいいから、自分の手で作ったもので

人に喜んでもらう事業を、継続的にやりたいのだ

ということがわかりました。

 

私の言葉は、結果として経営指導員の

言ったことを全部否定する形になりました。

創業の目的は、会社を大きくすることや、

儲けることばかりとは限りません。

大会社を作り、雇用を増やすのが偉くて、

小さい事業者は偉くない訳ではありません。

「どうなりたいか?」の違いだけです。

 

「その人にとっての自己実現は何か?」を、

しっかり聞いてからでないと、

助言などできるはずがないのです。

 

経営相談員も、中小企業診断士です。

たびたび私と彼女の対話を遮るその姿勢は、

同じ中小企業診断士として、

極めて恥ずかしかったです。

 

と同時に、私自身の仕事の結果も、

中小企業診断士の評判の一端に

なっていることを、しっかりと自覚して

常に安定した、確かな対応をしなければ、

と思ったのでした。

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プロフィール

財務と組織の「枠組み」を変える
経営コンサルタント

長谷川 泰彦
Hasegawa Yasuhiko

株式会社リフレーム 代表取締役

中小企業診断士

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