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写真は、岡山の両備グループの路線バスです。
表示が「すみません 回送中です」
になっています。
バス停で長いこと待って、やっと見えたバスが
回送バスだった時の、利用者の気持ちをよく
わかってくれていると思います。
粋な心遣いです。
こちらの写真は、徳島駅前で撮った徳島バスです。
発車前まで、運転士が扉の前に立って、
乗客を出迎えています。
3台並んでいますが、3台とも前扉の前で、
運転士が立っているのが見えますか?
乗客には足の不自由な方もいます。
すぐにサポートできる体制になっています。
こんな心遣いや気配りができるバス会社なら、
利用者でなくても、市民は好意的に思うでしょう。
路線バスサービスのブランド化戦略と言えます。
こんな細やかなサービスや姿勢が、
これからすべての企業に求められるのだと思います。
こうした気配りにかけては、
日本って本当に素晴らしい国だと感じます。
トラックでも、細やかな気配りとプロ意識で、
荷主から敬意を持って迎えられている
運送会社もあります。
二極化はますます進むと思いますが、
心遣いや気配りのできない会社は、
時代が許さなくなってくると思います。
そして、上を目指す会社のために、
中小企業診断士として、もっともっと
役に立てる自分でありたいと思います。