">

BLOG

BLOG.

経営コンサルタント 長谷川 泰彦 が日々考え、感じたことをブログで発信中

電子部品メーカーの社長さんとお話ししていたら、

海外向けの製品を名古屋港まで混載で送ったら、

名古屋港の乙仲(輸出業者)から連絡があって、

「箱が潰れているけれど、大丈夫か?」と言われ、

急いで同一製品を生産して名古屋港まで届けたそうです。

 

後日、名古屋港まで運んだ運送会社に責任追及したところ、

「混載は、他の荷物の下になっても仕方ない」

という、あり得ない対応だったそうです。

ドライバーも呼んで話をしても、まったく無責任で、

「そんな荷物ひとつひとつ見ていない」という、

プロ意識のかけらもない回答だったそうです。

損失補填は、ごく一部しかされなかったとのこと。

 

ここまでひどい運送会社は少数派だと思いますが、

運送会社のこうした対応には、心が裂かれる思いです。

多くの事業者が真面目に仕事をしているのに、一部の

対応が杜撰な事業者のせいで、業界全体の信用が疑われます。

 

今後、ますます高い『運送品質』が求められていく中で、

その品質を担保できる事業者と、そうでない事業者の差は、

当然ですが経営成績にも如実に表れてくることになります。

中小運送業が、運送品質の向上に取り組むポイントは、

社長自身がその必要性をどの程度、実感しているかです。

 

「荷主から指摘を受けたから変えたい」

くらいでは、なかなか変わりません。

目指す品質と期限を決めて、本気で取り組まない限り、

ドライバーに注意したくらいでは、簡単には変わりません。

 

運送品質向上の基本的なフレームワークは、

製造業の品質向上のプロセスと一緒です。

それを運送業向けの用語に変えたり、

運送業の社長に伝わりやすい言葉に変えているだけです。

でも、この作業は運送業の中身を知らないとできません。

 

業界全体のレベルアップに貢献するような仕事に、

もっともっとチャレンジできたらと思います。

P9100056

新着記事

プロフィール

財務と組織の「枠組み」を変える
経営コンサルタント

長谷川 泰彦
Hasegawa Yasuhiko

株式会社リフレーム 代表取締役

中小企業診断士

詳細