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経営コンサルタント 長谷川 泰彦 が日々考え、感じたことをブログで発信中

ある貸切バス会社が、社運を賭けて

高速路線バス事業に進出しました。

地方から都市部への定期便を走らせ、

地域の足となる社会性の高い事業です。

 

高速路線バスはもともと、

電鉄系の大手バス会社の独壇場でした。

大手バス会社も民間企業ですから、

市場を脅かす新規参入者には、

手厳しく当たります。

 

嫌がらせのような仕打ちを繰り返され、

しまいには乗用車でバスについてきて、

僅かのミスを陸運局や警察に通告するなど、

あからさまな妨害工作が続いたそうです。

ここには書けないような、妨害工作の数々に、

足を取られながらも、乗り越えてきました。

 

おかげで、そのバス会社には、

徹底した遵法意識が定着しました。

ライバルに育てられたようなものです。

その間、法制度や規制の変更も相次ぎ、

それらにも積極投資で対応してきました。

 

今では、都市圏への定期運行を

確保し、次第に盤石な事業基盤

を整えつつありますが、

今度は度重なる設備投資負担で、

資金繰りが厳しい状況に陥ります。

売上や利益は伸びていますので、

成長期にありがちな資金難です。

長期的な視点で見れば、決して

マイナスの状況ではありません。

 

この局面で、流れを止めたら

事業が行き詰ります。

事業には先行投資がつきものです。

金融機関の協力を最大限に引き出し、

何とか、この局面を乗り切ってほしい。

その様相は、「海賊と呼ばれた男」にある

出光佐三氏をモデルにした主人公が、

幾多の苦難を乗り越えて事業基盤を

築き上げた、創業物語さながらです。

 

志を持って闘い抜く経営者の姿勢には、

男のあり方を感じます。

こんな魅力的な人たちと会えるこの仕事を、

私は誇りに思います。

少しでも憧れの人たちの役に立てるよう、

自分を磨くことを、怠ってはならないなと思います。

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プロフィール

財務と組織の「枠組み」を変える
経営コンサルタント

長谷川 泰彦
Hasegawa Yasuhiko

株式会社リフレーム 代表取締役

中小企業診断士

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