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経営コンサルタント 長谷川 泰彦 が日々考え、感じたことをブログで発信中

今年6月、デジタル関連製品を製造販売する「エレコム」が、

神奈川県相模原市に新たな物流拠点を設置しました。

東京・大阪の物流センターに加えて第三の物流拠点を設けた目的は、

「大規模災害に備えるため」だそうです。

同社の東京の物流拠点は、東京港の埋立地にあるため、

災害時には大きな被害が出る可能性があります。

 

昔から太平洋側には、いくつもの地震災害予測があります。

太平洋側での有事に備えて、日本海側に物流拠点を作るとしたら、

関東にも関西にもアクセスしやすい富山を拠点とすることが考えられます。

アジアで「ものづくり」をして、伏木富山港から日本国内に入れ、

災害の少ない富山県内でストックして、

そこから関東や関西、中部などの大量消費地に供給する。

消費地近くには、コストのかからない通過型の物流センターだけあれば、

密集地で大規模な物流拠点を維持するコストも避けられます。

 

発注から納品までのリードタイムが1日以内なのであれば、

東京や大阪に在庫型の物流拠点が必要ですが、

2日か3日の余裕があれば、通過型の拠点だけで十分機能します。

中国やアジアで製造された製品を受入れする場合、富山県の課題は、

伏木富山港の海運の強化になるでしょう。

(ちなみに伏木富山港は、日本海側で唯一の「総合拠点港」です)

 

先日、阪神高速湾岸線から大阪港の埠頭や物流倉庫群を見おろして、

これだけの密集地に、物流拠点を新設するのは難しいだろうな、と感じました。

と同時に、この活気の10分の1も富山港にあったらな、とも思いました。

 

富山県は伏木富山港の港湾整備に継続的に投資をしてきています。

その投資効果は、大型客船の誘致など観光面で表れていますが、

物流面での整備をさらに進め、アジアからの物流の受入拠点となり、

自然災害の少ない立地を活かして、

東京・大阪・名古屋への供給源としての役割を持てたら、経済効果も高いと思います。

物流企業と組んで、そんな規模の仕事にチャレンジできたらな、と思います。

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プロフィール

財務と組織の「枠組み」を変える
経営コンサルタント

長谷川 泰彦
Hasegawa Yasuhiko

株式会社リフレーム 代表取締役

中小企業診断士

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