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6年前のリーマン・ショックの影響が、
未だに経営に影を落としている中小企業は、
かなりの数にのぼると思います。
極めて大きな影響があったことは事実です。
しかし、経営不振の原因のすべてが、
リーマン・ショックや、東日本大震災や、
タイの洪水であるはずがありません。
それらはすべて外部要因です。
外部環境ばかりに原因を求める経営者に、
「では、自社の経営のウィークポイントは?」
と聞いても、まともな答えが返ってきません。
考えていないのか、見ていないのか・・・。
(ひどい場合は、社員のせいにしたり・・・)
一方で、外部環境のマイナス要因をバネに、
自らを変化させることに躊躇しない経営者もいます。
中小企業の場合、ほぼ9割がたは社長の「あり方」で
会社の「あり方」が決まりますので、
究極の経営改善は、社長自身が変わることです。
というか、社長自身が変わらなかったら、
経営改善はあり得ないといっても過言ではありません。
なので、経営改善で本当に必要なのは、
財務改革や経営計画なんかではなくて、
社長の変化を引き出すスキルです。
「コーチング」には、その力があります。
財務や損益を今後どう変化させるかといった視点に加え、
社長自身が目標や目的を明確にして、行動に結び付ける取り組みを、
ビジネスコーチと協働で推進しています。
それぞれの専門分野を生かしたチームでの仕事は、
成果や、今後の可能性の広がりがとても楽しみです。