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ドライバーの仕事は、不規則で運動不足になりがちです。
定期的に運動の時間を取ることが、なかなかできません。
バスに乗務していたころ、旅先のホテルなどで、
欠かさず体力作りをしている先輩ドライバーがいました。
「すごいなあ」「いつもやってるのかな」と思っていましたが、
他の先輩に聞くと、いつも必ずしているそうです。
本人は謙遜して、「できる時だけだよ」と言っていましたが。
先日、運送会社の社長と話していたら、
盆明け初日の仕事で、熱中症で倒れたドライバーがいて、
本人の入院に加えて、代替ドライバーの手配やら荷主への対応やらで
大変だったという話を聞きました。
夏は、自分への水分補給や塩分補給も含めて、
体調管理に気を配る必要があります。
健康管理は、ドライバーにとって(というか、全ての職業人にとって)、義務です。
体調の悪い時は、事前に申告することも責任のひとつです。
健康な体で、毎日出勤するという、職業人としての義務をおろそかにして、
何かがあった時に権利ばかりを主張するのは、筋違いです。
仕事に影響しない私生活を送ることも、プロとしては当然のことです。
寝不足や飲酒は、すぐに翌日影響が出る問題ですが、
運動不足はすぐには影響が出ません。
しかし長期的には、大きく影響する結果にもなりかねません。
そう考えると、定期的な運動を含めて長期の健康管理をすることも、
プロとして必然的にやるべきことなのかも知れません。
という私も、最近かなり運動不足です。
ドライバーに比べて、自由になる時間が多いにも関わらず、
定期的な運動がなかなかできていません。
どうしても、目の前の仕事が優先になってしまいます。
そんな生活を見直し、意識的に運動の時間を入れていこうと思います。
プロの職業人として、もっと長期の視点を持って仕事をしなければ、と思います。