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東京へ出張で2日間行っていました。
富山から東京までの往復と、都内での移動を合わせると、
2日間で1,000km以上を走りました。
長距離トラックのドライバーは、これを毎日やっているんですね。
富山⇔東京便だと、月に10航海から11航海しますので、
ひと月に一万キロ以上を走ることになります。
普通乗用車の乗り換えの目安としてよく言われている十万キロは、
東京富山間のトラックなら10か月で走ってしまいます。
大型トラックの耐用走行距離の目安は百万キロです。
それでも8年ちょっとで、百万キロを超える計算です。
中古車市場では、走行距離が百万キロを超えているトラックでも、
車種や架装によっては、かなりの高額で取引されています。
百万キロを超えていても、「まだまだ使える」というわけです。
その感覚から言うと、普通乗用車が十万キロや二十万キロというのは、
あまりにももったいない話ですね。
私は普段、トラックやバスなど事業用自動車を使う運送業、産廃業、建設業を
専門分野としていますが、一般企業で営業車を複数台持っているような会社で、
車両管理や日常メンテのルール作りなどに関わることもあります。
コンセプトは、営業車を「できるだけ長くキレイに使う」です。
運送会社が普段から培っているノウハウは、切り口を変えると、
自動車を持っているすべての会社に役立てることができると思います。
きちんとした「車両管理」を行えば、営業車の寿命を伸ばすことだってできるはずです。
(儲けを出している会社は、そうした面にも気を配っていることが多いです!)
「営業車を長く大事に使う」ためのスキルを、たくさんの会社に広めていきたいと思います。