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挑戦を阻む感情のひとつに、「怖れ」
の感情があります。
「怖れ」があるから慎重になれる面も
あるので、まったく怖れのない状態も
危険だとは思いますが、「怖れ」の
あまり行動が極端に制約されるのは、
もったいないと感じます。
私も、「期待通りの成果が上がらなかったら
どうしよう」という日常的な怖れからはじまり、
大小様々な「怖れ」を抱えています。
独立してからの成果は、その「怖れ」を
ひとつずつ、「できる」という確信に変えて
いけたことです。完全に「怖れ」のない
状態にはなりませんが、行動を制約する
ものは、少しずつ拭い去っています。
ところで、中小企業経営者の中には、
「怖れ」のあまり、本当にやりたかった
ことができないケースや、ありたい姿の
会社が実現できていないケースが多く
あると思います。
社員がいれば、社員とその社員の家族にも
責任がありますので、軽率なことはできない
かも知れませんが、もう少し「怖れ」から
自由になれたら、もっと可能性が広がると
感じることがあります。
そのことを伝えるためにも、自分自身が
「怖れ」から行動を制約される状況に
ならないようにしようと思っています。
いつでも挑戦している自分であることは、
この仕事を続けていく上でとても大切な
経営資源だと思っています。