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先月末に、馬場真一コーチの講演を聴きました。
『ゴール設定が正しくなされた時点で、
達成は90%約束される。』
『「Vision(どうなりたい)」だけでなく、
「Value(何のために)」も大切に。』
など、珠玉の言葉たちが、親近感を持って伝わって
くる内容でした。いい講演特有の、直後よりも時間
が経ってからのほうが、ボディブローのように効果
を実感する感覚を味わっています。
その中で、最も印象に残っている言葉に、
『ゴールを磨き、覚悟を磨き、
さらに行くべきところ、あるべき場所へ』
という言葉がありました。
『覚悟を磨く』という言葉、しびれます。
『あるべき場所へ』というのは、本来の自分の役割
を思い出すこと。もともと最初から、それを達成
する能力や、必要なものは身についているので、
そこに立ち返るということだと受け止めました。
『あるべき場所』に行くためには、覚悟を決めて
行かなければなりません。もしかしたら、あるべき
場所に行くよりも、今のほうが覚悟もいらないし、
楽かも知れません。
でも、こういう講演を聴きに行く時点で、覚悟を
決めない生き方はあり得ません。あるべき場所に、
行くしかありません。
そして、そうした言葉を、誰を介して受け取ったか
ということが重要だと認識した時間でもありました。
同じ言葉でも、他の人から伝えられたのでは、
おそらくここまで深く感じなかったと思います。
ゴールを磨き、覚悟を磨き、さらに行くべきところ、
あるべき場所に行きたいと思います。