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一眼レフカメラの醍醐味は、フォーカスの力
だそうです。優れたオートフォーカス機能が
搭載された携帯カメラなどは、画面の隅々
までピントの合った写真が撮れます。
ピントも露出もマニュアル操作のカメラは、
決めた主体にピントを合わせたら、ほかの点
にはピントは合っていません。
なので、マニュアルのカメラを手にした
当初は、一時的に前よりも写真が下手に
なった感覚に陥るそうです。
撮影やデジタル現像の経験を積み重ねて、
ようやくオートフォーカスよりも味や深みの
ある写真が撮れるようになるそうです。
ビジネスや人生でも、フォーカスの重要性を
いろいろな人が言っています。同じシーンを
経験していても、幸せにフォーカスしている
人もいれば、不満にフォーカスしている人も
います。
どこに焦点を合わせるのかを、主体的に
決めるという行為そのものが、きっと充実
した人生には欠かせないのだと思います。
昨日まで2日間、カメラマンのいとこを案内
して県内中を回っていたのですが、視点の
置き方やフォーカスの力の話をずっと聞いて
いたら、写真をはじめてみたくなりました。