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親戚のカメラマンが富山県に撮影に来ました。
昨日は1日、写真撮影のために県内各所を
車で案内して回りました。
県外の方が来られ、富山県内の観光地を案内
することは、これまでも何度もありましたが、
写真撮影のための案内ははじめてで、普段行かない
ようなスポットを中心に案内することになりました。
カメラマンは、日常の中に潜む、生活者にとっては
あたりまえ過ぎて気づかないようなシーンに視点を
向けています。その視点の切り口が、カメラマン
固有のオリジナリティになるのだと思います。
1枚の美しい作品を撮るために、膨大な時間を
費やしていますので、美しいものに対する感性が
磨かれているのでしょうか。私には、気づけない
ようなものにカメラを向けています。
そう考えると、カメラマンはその人生の中で美しい
ものを観ることが圧倒的に多い人達だと思います。
その視点を1日共有し、もっと日常の中の美しさ
に気づく視点を持ちたいと感じました。同じ生活を
送っていても、その日常に潜む美しさに、より多く
気付くことができるのが、豊かさだと感じます。
豊かに生きる視点は、意外と身近なところにある
のかも知れません。