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「資格は取っても役に立たない」
なんてよく言われますが、私は
中小企業診断士として資格を武器に
仕事をしていますので、資格が役に
立たないとは思っていません。
ただし、資格試験に合格したからと
言って、実務で役立てられるかどうか
は別の話です。それはどんな資格でも
一緒です。ある側面では、「資格は
取っても役に立たない」と言えます。
資格試験に関して私が注目している
側面は、一定の努力を乗り越えている
という面です。
それは大きな自信にもつながります。
これまで、地元大学で簿記の授業を
1年間持たせてもらったり、簿記教室
をやったり、個別レッスンで簿記を
教えたりしてきましたが、一貫して
資格取得が自信を持つための通過点
であることを強調してきました。
勉強していく過程で、自己管理とか
精神的な強さが必要になってくるし、
自分に甘いところを正していく機会
にもなります。目標達成や自信形成
の練習には、資格取得は格好の材料
です。
仕事を通して、係わった人の自信形成
に役立てるのは嬉しいことです。
それは、教える仕事だけでなく、私が
すべての仕事を通して実現したいこと
だと最近気づきました。