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昨日の夜は、お会いした方とお話ししていて、
中小企業診断士の受験生時代の様々なことを
思い出しました。
受験生3年目、「覚悟を決めて泳ぎ切る」と
決めたその年に、一次試験全7科目の合格を
勝ち取り、二次試験に進むことができました。
二次試験受験のチャンスは2回までです。
その2回目の試験日、どうしても外せない仕事
の予定と重なって、涙を呑んで受験の権利を
流しました。翌年は一次試験から再出発です。
2年かけ、7科目をもう一度取り直しました。
生きた心地のしない歳月を過ごし、受験生と
なって7年目にようやく二次試験合格を勝ち
取りました。その間、受験勉強の優先順位は
2番目と決め、それを守り続けました。
優先順位のトップは、勤め先の仕事です。
そこを守れなければ本末転倒です。
中小企業診断士試験に挑戦していることは、
上司には話してあり、理解も得ていました
が、それでも仕事のために煮え湯を飲んだ
ことは、一度や二度ではありません。
今となっては、その選択は正しかったと、
確信を持って言えます。
そして、その頃の自分を数年間に渡って支えて
くれた言葉、
「もう引き返せないと思ったら、覚悟を決めて
泳ぎ切る。
精神を集中させて、ひたすら泳ぎ続ける」
は、今でも深く刻まれている言葉です。
その言葉を必要とする体験を、いまもう一度
したいと渇望していることに、気づきました。