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おはようございます!
「努力に勝る天才なし」と言います。
努力することで天才に勝るという意味です。
でも才能ある人だって努力しているので、
努力だけで才能ある人に「勝る」ことは
難しいかもしれません。
「勝る」とは、何に対して、誰に対して
「勝る」ことなのでしょうか?
私は、中小企業診断士の資格取得に7年
もの月日を費やしました。
試験合格後に東京で実務補修を受けるの
ですが、日本を代表する大手メーカーや
都市銀行に勤めている仲間たちは、1年
か2年で資格取得していました。
長い人でも3~4年です。
それ以上になったら才能なしです。
それでも7年かけて取得し独立しましたが、
やっぱり能力の低さや才能のなさを感じる
ことは多々あります。
「努力が足りないのでは?」
と自分を叱咤していますが、他人に「勝る」
ことを考えている限り、切迫感を拭い去る
ことはできないのかもしれません。
ところで、「目の前のお客様の役に立つ」
という観点に立った時には、必ずしも才能
豊かな人が勝るとは限りません。
その観点においてはナンバーワンであろう
と思います。
昨日よりも、僅かでもよいパフォーマンスを
出し続けることを、お客様と共に考えて歩む
ことが課題になります。
すると、「勝る」鉾先は才能ある他人ではなく、
自分自身に向けられることになります。
その境地で努力を続けること。
それを自分に課したいと思います。
それでは、今日もよい1日を!