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私たちは日々何かを学ぶチャンスがあります。
勉強会やセミナーに参加しなくても、その日の
出来事から学んだり、本から学んだり、何から
でも学ぶことはできます。
でも、それを活かすとなると、意識的にやって
いかないとできないと思います。
学んだことを、いかに早いスピードで活かすか
が、成長のスピードになっていると思います。
本で読んだり、人間関係の中から学んだりする
ことは毎日できますが、学びを活かした行動が
できているかと振り返ると、定着していること
もあれば、忘れてしまっていることもあります。
よく言われる学びを定着させる方法のひとつに、
「人に伝える」というのがあります。
学んだことや感じたことを、誰かに伝えること
で、自分自身が意識することができます。
忘れてしまうのを防ぐ意味でも効果的です。
ただ、この伝える時にどんな立場で伝えるかが
とても重要だと思います。
傍観者として伝えたり評論家として伝えていた
としたら、行動に結び付くことはありません。
主語を自分にして、当事者として伝えることが、
学びを定着させるための必要条件です。
「成長のスピードが落ちているな」と感じたら、
取っている立場に問題があるのかも知れません。
ふだんから当事者の立場で物事を捉えることを
意識していますが、いま一度その立場を取れて
いるか点検しようと思います。