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おはようございます。
「見極める力」がとても重要です。
何を見極めるかというと、「何に取り組むか?」
「どんな方向で取り組むか?」です。
コンサルタントとして企業にかかわる場合、
最も効果的な方法で進める必要があります。
陥りがちな罠としてよくあるのが、自分の得意技
だけで問題解決しようとすることです。
大切なのは、自分の得意分野を適用するのでは
なく、客観的に見て最も成果の上がるアプローチ
をしているかどうかです。
たとえば私は、コーチングで組織の活性化を行い、
管理職教育や幹部教育を行って組織機能の力を
最大限に引き出すのが得意技です。
これは、どの企業に対してもある程度は有効で
成果が出ます。
でも、最速で成果が出るか?という観点からは、
全く逆のアプローチが有効だという場合だって
あります。
ある程度の強制力を持って、人事評価制度や
異動でドラスティックに組織を変えていくほうが
早いという場合、コーチングでひとりひとりの
モチベーションを上げている場合ではありません。
「いちばん効くレバー」を引く必要があるのです。
つまり、コンサルタントに求められる資質で最大の
ものは、「どのレバーが効くのか?」を判断する力
です。
それさえわかれば、効果的でない努取り組みを継続
しなくて済みます。
やりながら、別の方法のほうが効果的だと判断したら
すぐに提案して変える勇気も必要です。
最初から「いちばん効くレバー」を引けるように、
「見極める力」を高めていきたいと思います。
それでは、今日もよい1日を!