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経営コンサルタント 長谷川 泰彦 が日々考え、感じたことをブログで発信中

仕事の中で、過剰な債務がもとで会社を傾けて

しまい、どうにもならなくなった経営者の相談

に乗るケースがあります。

 

失礼ながら、お会いした瞬間、マイナスの気が

ものすごい勢いで出ているのを感じます。

その大部分は、どうなるかわからない不安から

来ています。

 

今の時代、借金がもとで、命まで危険にさらす

ような事態には、普通はなりません。

冷静に、持っているものを手放し、ゼロから再

スタートする覚悟ができれば、何とかなります。

 

持っているものを手放す覚悟がなかなかできない

のですが、それさえしてくれれば、あとは債権者

に連絡を取って、返済できる条件を話し合ってい

く作業になります。

 

私の役割は、具体的な作業としては、その会社

の資産をひとつずつ確認して、価値のあるもの

とないものに分けて、価値のあるものはお金に

換算したり、専門家に評価を依頼したりします。

 

そのあとに、債権者に連絡を取り、事情を説明

して返済条件を話し合います。その時、経営者

に少しでも隠し事や、守りの姿勢が見られると、

債権者の心象を損ねます。なので完全に覚悟を

決めてもらわないと、その段階には行けません。

 

どちらかというと、その心境に持っていくまで

が大仕事で、具体的な作業は淡々とこなせます。

作業を進めていくと、経営者の心が軽くなって

いくのがわかります。

 

昨年までも、何件かこうした仕事をしましたが、

どちらかというと、私自身がマイナスの運気に

呑まれ気味でした。でも今は明らかに違います。

 

慣れたこともあると思いますが、最終的にどう

なるのか見えるようになったので、相手の運気

に左右されずに話を進めることができるように

なりました。さらに、相手の心を少しでも軽く

することにフォーカスできるようになりました。

 

仕事的にはハードですが、経営者の前向きさを

引き出すことに成功したときには、大きな自信

になります。これも今の役割のひとつだと自覚

しているので、遠ざけないで関わっていくこと

にしています。

 

創業支援や新規事業支援は、プラス面での支援

になりますが、こうしたマイナス面での支援も

学ぶことが多く、特に人の心理を理解するには

必要な経験だと思っています。

 

相手の心の動きに注目できるようになったこと

は、自分自身の成長だなと感じました。

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プロフィール

財務と組織の「枠組み」を変える
経営コンサルタント

長谷川 泰彦
Hasegawa Yasuhiko

株式会社リフレーム 代表取締役

中小企業診断士

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