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おはようございます。
「生産性の向上こそ、マネジメントに
とって重要な仕事の一つである。
困難な仕事の一つである。
なぜならば、生産性は各種の要因の間の
バランスをとることだからである」
(P.F.ドラッカー「マネジメント」より)
ここで言う生産性の各種の要因は、物的
資源、人材、資金という三つの経営資源
を指しています。
成長している会社を見ると、各種の要因
を絶妙なバランスで発展させています。
一方、バランスを崩している会社では、
社員の努力が業績に結びつかないなど、
労力のムダが生じています。
今後日本では、人口が減少し高齢化も
さらに進むことが明白ですが、これは
人材の面のみならず、物的資源や資金
の政策にも影響します。
特に中小企業においては、大企業以上
に採用の困難性が増すので、生産性を
向上させるための作戦を、しっかりと
立てておく必要があります。
時流に合った業種は、事業拡大戦略を
取れますが、そうでなければ、人材が
供給されなくても生産性が下がらない
バランスを模索する必要があります。
生産性の向上のために、どんな作戦で
いくのか、経営者や経営幹部とともに
「考える」パートナーでありたいと
思います。
それでは、今日もよい1日を!