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おはようございます。
社内で自社の業績を公開していない会社は、
スタッフの協力を得ることができません。
業績を全く公開せずに、
「うちのスタッフは協力的じゃない」
と言ってみても、当たり前の話です。
どう協力したらいいのわからなければ、言われ
たことを言われた通りやるしかありません。
それでは、意欲が高まるはずはありませんし、
業績に貢献できるスタッフは育ちません。
では何をどこまで公開すればよいのか?
決算書や試算表を見せて、そのままで理解
できるスタッフはほとんどいません。
自社の売上と儲けの関係をわかりやすく整理
して見せて、さらに身近な数字と会社の業績
の関係を明快に説明できて初めて、何をどう
頑張ればいいのかがわかります。
それを、経営者や経営幹部が何度もスタッフに
説明できればいいのですが、経営者や経営幹部
が数字をわかりやすく説明することが苦手だと、
スタッフは数字を意識せずに仕事をします。
「スタッフがわかる会社の業績説明」
を中小企業の経営者・経営幹部は武器として
持つ必要があります。
本来は会計顧問である税理士がわかりやすい
数字の説明を考えてくれればいいのですが、
会社の業績をスタッフがわかる言葉で説明する
ことのできる税理士はほとんどいません。
会計知識は豊富でも、スタッフの誰もがわかる
言葉に翻訳することができないのです。
会社の数字を、スタッフ全員が共通理解できる
言語に翻訳し、何をどう頑張ればいいのか示唆
できるスキルを磨きたいと思っています。
そのニーズは極めて高いと、肌で感じています。
それでは、今日もよい1日を!