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おはようございます。
「観の目つよく、見の目よわく、
遠き所を近く見、近き所を遠く見ること、
兵法の専なり」(宮本武蔵)
「観」とは、内面を見るという意味です。
コーチングでは、「聞く」と「聴く」の違い
について、「耳で聞く」「心で聴く」のように
表面的な言葉を聞くのではなく、真意を察し
ながら聞くことを「聴く」と教えています。
「見る」と「観る」の違いも同じです。
目で見るのではなく、相手の内面を観る。
この視点はビジネスでも必要不可欠です。
現場を見た時に、そこで起こっている問題を
表面的に見るか、そこで働いているスタッフ
の内面的な動きも含めて観るかで、捉え方は
まったく変わってきます。
表面的に見ただけで問題に対処するのは、
いわば誰にでもできます。
「観」の視点で現場を見て、問題を本質的に
捉え、広い視野で長期的な対応策を考える。
そんな見方を目指しています。
ちなみに「見る」と「観る」の違いについて
考えるきっかけを与えてくれたのは写真教室
のテキストです。
趣味の中に仕事のヒントがあります。
それでは、今日もよい1日を!