">

BLOG

BLOG.

コラム「風の時代の仕事のヒント」配信中(2021/6~)

【風の時代の仕事のヒント】


17.制約の中で圧力がかかると人は変容する


 

人は、他人との関係性によって磨かれます。

本を読んだり、人から伝え聞いたりすることでも向上できますが、最も成長度が大きいのは、人との関わりの中で経験を重ねて鍛えられることです。

 

「仕事」における人間関係は、好きな人同士の集まりと違って、様々な制約があります。

その制約こそが、人の成長に欠かせない圧力となります。

 

制約があり、圧力がかかっている状態で、人との関係性を築いていく。

自分を変えていくことでしか乗り越えられない局面をいくつも迎え、成長に向かっていく。

そのための「場」を惜しみなく提供してくれているのが、「会社」という「場」です。

 

成長には「前進」と「上昇」があります。

「前進」というのは、文字通り前に進むことで、技術や技能の向上が「前進」です。

ただしこれは、「今」の延長線上の未来を実現しているに過ぎません。

 

それに対して「上昇」というのは、モノの見方や考え方の変化を伴うレベルアップのことです。ロールプレイングゲームでは、キャラクターがコツコツと敵を倒し、力を蓄えていく段階と、レベルアップして一気にパワーアップする瞬間があります。

ボスキャラを倒すには、ただ力を蓄えていく「前進」だけでは足りず、一気にパワーアップしてレベルが変わる「上昇」を繰り返す必要があると思います。

 

闘いモノのアニメでも映画でも、「前進」だけでは敵わない相手に出会い、「上昇」を繰り返して強くなっていくように、仕事でも「前進」だけでは太刀打ちできない仕事をできるようになるには、「上昇」を繰り返す必要があるわけです。

 

では「上昇」はどういうメカニズムに起こるのでしょうか。

「上昇」は、「逃げない」「諦めない」と決めて取り組んでいる仕事で、現状の延長線上では乗り越えられない出来事があった時に起こります。

高い圧力がかかった時に、逃げ場がないと上に行くしかないので、その圧力の苦しさから逃れるために、「自分を変える」という方向に行くしかなくなります。

 

ところが、圧力に逃げ場があると「上昇」には向かわず、ラクな方に行ってしまいます。

「自分で選んでなったわけじゃない」とか「なりたかったわけじゃない」という気持ちがあると、現状に向き合うことができず、圧力が逃げてしまうので「上昇」には向かいません。

 

「逃げない」「諦めない」と決めて仕事に向き合うことが、「上昇」するためのポイントです。

 


株式会社リフレームでは、職場の「心理的安全性」を高める取り組みを支援しています。

お問い合わせは、i@reframe-vision.comまで

新着記事管理職経営者風の時代の仕事のヒント

プロフィール

企業に未来思考をインストールする
経営コンサルタント

長谷川 泰彦
Hasegawa Yasuhiko

株式会社リフレーム 代表取締役

中小企業診断士

詳細