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コラム「風の時代の仕事のヒント」配信中(2021/6~)

【風の時代の仕事のヒント】


20.相手の価値を上げる


 

「相手の価値を上げる」というのは、相手に同調したり謙遜したりすることではありません。

相手が笑顔になったり、元気になったり、気分がよくなるような見た目や、立ち居振る舞いや、言葉遣いができることです。

ベースにあるのは、人に対する愛です。

 

「おはようございます」の挨拶一つとっても、相手の価値を上げることができます。

相手を元気にさせようと思って言う「おはようございます」と、挨拶しないといけないから言っている「おはようございます」は、意味が全然違います。

 

声が聞こえないとか、「さっき挨拶しました」なんて言わなきゃならないような暗い挨拶は、自分のための挨拶であって、そもそも動機が間違っています。

相手を元気にしようと思ったら、相手に声が届くのは当たり前だし、明るいのも当たり前です。

 

「おはようございます」ひとつで暗い職場を明るくした人がいます。

ある会社に中途入社した事務員の女性は、毎朝製造現場を回って挨拶を続けました。

最初は全く返ってこないか、恥ずかしげに小さい挨拶が返ってくる程度でしたが、3ヶ月ほど続けた頃に効果が現われ始め、半年後には何でも話せる職場になったそうです。

20人くらいの製造現場ですので、使った時間は毎日10分程度です。

最終的にそれは自分のためになっていますが、みんなを元気にしたいという純粋な思いが、愛のある「おはようございます」になって、職場の雰囲気を変えました。

 

挨拶だけではなく、服装で相手の価値を上げることだってできます。

作業衣は汚れてもいいように着ているものですが、汚れが目立ってくる前にきれいに洗濯して、いつもきれいな作業衣でいることは、相手のためです。

なぜなら、汚れている作業衣は自分ではあまり見えませんが、相手からは良く見えます。

見えている相手のためにきれいにしておくと考えるのが、相手の価値を上げると言うことです。

 

同じことは、職場の整理整頓にも言えます。

自分が使いやすいかどうかではなく、周りの人や、来訪したお客さん目線で考えるのが、相手の価値を上げることにつながります。

 

お客さんが工場を見に来たときに、「乱雑な会社に仕事を依頼しているんだな」と思われるより、「きれいに整理整頓された会社に仕事を依頼しているんだ」と思ってくれたほうが、お客さんの価値が上がります。

 


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プロフィール

企業に未来思考をインストールする
経営コンサルタント

長谷川 泰彦
Hasegawa Yasuhiko

株式会社リフレーム 代表取締役

中小企業診断士

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